実家のねこが小旅に出たおはなし。
こんにちは!!
InstagramやTwitterから来て頂いた方はお越しくださり、ありがとうございます!
さて。今回は・・・・・・・『実家のねこが小旅に出たおはなし』です。
身内のセンシティブな内容も含まれています。また、個人的意見もありますのでひとつの意見、感想としてお読みいただけると幸いです。
では。本題です。
実家のねこが小旅に出たおはなし
12月6日の夕方に、それは突然起きました。
はぁ......。
— tomaco.(とまこ) (@tw_tomaco) December 6, 2018
実家の家猫ちゃんが
玄関を開けたと同時に
飛び出てっちゃったみたい。
これから雨が降って
さむくなるというのに...
もう切ない。
私の実家には7歳になる雑種のねこが2匹(キジトラミックス)います。
ルナ(上)とムーン(下)
InstagramやTwitterにもよく写真を出したり、アイコンにもしています。
そのうちの1匹のねこ・ムーン(写真下)が、家を飛び出てしまいました。
結論から言えば、1日半の小旅の末、お家に戻ってきてくれました。なので、結果的にはとてもホッとする結末だったのですが、今回は外に出て行ってしまった「理由」をお話ししたいと思います。
わたしのお父さん
私の父のはなしは、以前少しだけブログにも書いたことがあります。
私の父は約10年前、クモ膜下出血で倒れました。さらに脳梗塞を併発し、一時生死をさまよいました。助かる命は50%という中、お医者様の懸命なサポートにより奇跡的に助かり、10年経った現在も後遺症と闘いながら過ごしています。
とはいっても、久しぶりに会った方や父の病気を知らない人から見たら「いたってふつう」の人に見えるくらい元気です。お話しすると言語障害も多少あるので、その時に気づくくらいです。
今回はその父がきっかけで、ねこが飛び出してしまいました。
父はクモ膜下を患ってからさまざまな後遺症を負っています。水頭症や高次機能障害などなど...。そして父の特徴としては、ひとつ気になることがあれば昼夜問わず行動したいと思う「性格」です。
あの日、夜中に起きてしまった父は、玄関のドアを開けたままにしてしまいました。父は「空気の入れ替えをしたかった」そうです。その開いていた間、ねこは飛び出てしまったのです。
私はいま、旦那さんと地方で暮らしているので母からの電話でその話を聞きました。
大事な家族であるねこが出て行ってしまい確かにショックでしたが、誰を責めることはできませんでした。
父はふざけてドアを開けたわけでもないし、その行動がある可能性を知っていたのに私自身、家族に対策(ねこが出ないように柵を立てるなど)を伝えなかったこともひとつの原因だと思ったからです。
その後
当の父は、扉を開けた覚えがあるものの心配のほうが先立ち、その日のデイサービスを休んでしまいました。(おそらく、待っていれば帰ってくるかもしれないと思っていたのかもしれません。)
その間も母が懸命に外を探してくれたおかげで、ねこは帰ってきてくれました。
ねこは、どこに居たかというと...なんと同じマンションの3階のお部屋に逃げ込んでいたのです。1日経った日の夜は冷え込んだあげく大雨も降っていたので、体調面がとても心配でしたが。
預かってくれていた方のお部屋にはワンちゃんがいて、ペットに詳しい方でご飯やお水を与えてくれていました。外で名前を呼びながら探していた母を見かけ、もしかしたらと思って下さり、声をかけてくれたそうです。
本当に、本当に、感謝しています。
ねこが帰ってきてくれた安堵感で父もその日の夜はしっかり寝ることが出来たみたいです。父からは母に「もうドアは開けない」と誓いの言葉もあったようで(笑)
最後に
見つかった今だから話せるはなしですがこの事があってからしっかり対策を家族で話し合いました。
ねこが出ていくだけでなく、もしかしたら父も.....ということもないとは言いきれません。今回は内々のはなしも含んだ記事ですがこういう脱走劇もあるんだよ、という記録として書きました。
長くなりました!
病気に関しては、それぞれ意見や考え方があると思います。でも、そんな事情の中、ペットを飼う責任はしっかり考えなきゃいけないなと改めて思いました。父も過ごす上で、ねこたちとの時間は癒しの時間と聞いています。
父とペットの時間を大切に過ごせていけるよう、家族として見守っていきたいと思います。
では、また次回の記事をおたのしみに!!
tomaco.(とまこ)